座りっぱなしが招く重大な健康リスクと解決法

石黒です。

今日は、一日中座っている人はかなり健康リスクが高いという話をします。

合わせて、ではどうすればよいのか?という話もしているので、一緒に読んでみください。

今日は、仕事などで長時間座っている必要がある方についてお話しします。研究によると、座っている時間が長いほど、健康リスクが高まるとされています。例えば、1日に10時間以上座っている方は、全死亡率や心臓疾患のリスクが30%から50%も高くなる可能性があると言われています。

実際に腰に加速度計を付けて、動きと健康リスクを調査した結果、たとえ30分から40分程度でも体を動かすことで、死亡リスクが少し減少することがわかっています。

一日最低何歩歩くのが理想か?

また、日々の歩数が多いほど、心臓疾患や死亡率が低下するという研究結果もあります。座りがちな生活を送る方の中で、どれくらい歩くと健康リスクが減少するのかについて、徐々に研究が進められています。特に、最近「British Journal of Sports Medicine」に報告されたオーストリアの研究者による研究では、座っている時間と歩数との関連について調べられました。この研究では、平均60歳の7万2000人以上のデータを基に、7日間手首に加速度計を付けて活動量を測定しました。結果として、座っている時間が長くても、1日に9,000歩から1万5,000歩を歩いている人は、心臓血管疾患や死亡率が大幅に低下していることが分かりました。

座りがちな生活を送る方でも、9,000歩から1万歩を目安に歩くことで、健康リスクを十分に下げることができます。ただし、最低でも2,200歩は歩かなければなりません。このような活動は、座りがちな生活習慣を補う可能性がありますが、できるだけ座らないように努力することも大切です。

座り続けない日常から脱却するには?

例えば、オフィスで長時間座っている場合でも、小休憩を取って立ち上がる、歩数を増やすために車ではなく歩いて買い物に行く、エレベーターではなく階段を使うなどの工夫をしましょう。また、スマートウォッチなどで歩数を計測し、モチベーションを高めることも効果的です。15分程度の運動でも、心拍数を上げることで心臓血管疾患のリスクを下げることができます。

要するに、軽い運動を心がけ、できるだけ座らない生活をすることが重要です。もし長時間座り続けた日があれば、最低限2,200歩を歩くことを心がけ、可能なら1万歩を目標にしましょう。これにより、日常生活における健康リスクを大幅に減らすことができます。ぜひ、この情報を参考にして、日常生活に取り入れてみてください。

※この記事は、下記の動画を要約したものです。
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