【感染症】激しい咳・白い肺炎が奇妙な急増…日本上陸は?注意すべき予防と対策

石黒です。

White Lung Pneumonia

謎の「白い肺の肺炎」が今、世界で流行しており、心配の声が広がっています。

しかしレントゲンやCTでは通常の肺は黒く見え、水が溜まったり炎症になったりしていれば白く見えるのは普通のことです。

両方の肺が一度に白くなるということは、重症の肺炎であることには間違いありませんが、白い肺は普通の肺炎と同じです

大きな心配は不要ですのでご安心ください。

▼「白い肺の肺炎」流行の経緯

肺炎は細菌、ウイルス、カビによる感染症です。

まず中国で子どもの肺炎が流行り、そこでライノウイルス、マイコプラズマやインフルエンザの病原体が検出されました。

マイコプラズマはよくある季節性の肺炎に交じっているもので、オリンピックの年に流行ることが多かったので「4年に1回の風物詩」なんて呼ばれています。

レントゲンで見ると驚くほど肺炎像が写ることもありますが、症状が軽い場合もあります。

特別な抗生物質が必要ではあるものの、単純に細菌の一種なので極端に怖がる必要はありません。

中国でのレントゲンを見ても、おそらくマイコプラズマによるものだと思われます。

アメリカのオハイオ州で小児肺炎が流行っているのも、原因は中国と同じです。

コロナによって神経質になっている方も多いかもしれませんが、一般的な肺炎の1つなので、大きな心配はいりません。

▼メディアとの向き合い方

「白い肺の肺炎」は心配するほどのものではありませんが、テレビでは恐怖をあおった報道をされがちです。

視聴者を増やすために偏った報道をするケースも多いので、テレビのニュースだけでなくいろんなメディアを見て、情報を選別していきましょう。

もし感染した場合は、感染直後にビタミンCや亜鉛を摂って早めに治しましょう。

また、ビタミンDを普段から摂取しておくことも大切です。

ただ恐怖するよりも、身体を動かし、健康的な食生活を送るなど、ライフスタイルを重視することを忘れないようにしたいですね。

自分の健康と幸福を優先して、冷静にメディアに向き合っていきましょう!

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