【大震災・津波】医者が教える災害発生後に生き延びるための超重要なこと

石黒です。

今日は医者の立場から、災害が発生した時に僕たちが考えなければいけないことについてお話します。

今回の災害発生時に、僕の知り合いのドクターが救急外来の医師のサポートを買って出て、現地に救急車で駆け付けました。

とめどなくやってくるけが人や重傷者の対応をしていました。

救助のタイムリミットは72時間(約3日間)です。

これを超えると救命できる確率が極端少なくなります。

こういった災害は誰にでも起こる可能性があります。

救助される間や、避難所にいる間に、自分たちの体にどれぐらいの余力があるのか?を考えなければいけません。

だから、この機会に普段からどうしておくべきかを意識してほしいと思います。

震災の直後は十分な食料はもらえません。72時間何も食べれない状況になる可能性もあります。

そこで、常々、体の代謝の能力を上げて準備しておく必要があります。

▼なぜ代謝の能力をあげる必要がのか?

糖を摂取せずにいると、体は糖が不足するので筋肉とか肝臓の溜めた糖分を分解して血糖値を上げようとします。

同時に脂肪の組織から、脂肪酸とグリセロールという糖を放出して糖を作り出そうとします。

ただこの時に、普段から糖を摂りすぎている人は、非常に反応が鈍くなります。

お腹がすいてご飯やお菓子に走ってしまう人は、この糖質から脂質へのスイッチが極端に悪くなります。

そのためにエネルギー不足(糖分不足)に陥りがちになります。

▼代謝のスイッチが悪いかどうがチェックする方法

では、自分はどうだろう?と思った時に

ぜひ、一度やってみてほしいのが朝から夕方まで水分(水やお茶)だけで過ごしてみてください。

その時に、手がしびれてきたり、ダルさがひどくなったり頭がぼうっとしたり動けなくなったりする人は、極端に代謝のスイッチがゆるくなっています。

このような方は、24時間以上食べずにいることが困難になります。

だから普段から代謝のトレーニングをしておくことが重要です。

▼どうやってトレーニングをするのか?

トレーニングの方法は簡単で、1週間に数日は16時間食べない時間を作ることです。

食べないことも筋トレや運動と同じく、やればやるほど強くなっていきます。

食べない時間を作ることでの健康効果はあらゆる効果が実証されているので、ぜひ日ごろからやってみてください。

▼避難袋に入れておくべきものとは?

ビタミン、ミネラルのサプリメントです。

ビタミン、ミネラルが不足すると栄養が分解できなくなるので、ぜひ入れておいてください。
エネルギーが効率的に燃やせるようになります。

災害はいつ起きるかわかりません。自分ごととして日ごろから自分の体をケアするよう意識してください。

被災した方々1日も早く、安心して眠れる日が来ることが願っています。

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